それではなぜ洋画が低迷してしまったのか。洋画そのものの人気が落ちた訳ではなく、邦画の品質向上により多くの興行収入を得るに至った事も事実だろう。だが、洋画(特にハリウッド映画)の最近の傾向を見ると、CG技術や話題作り、アクションなどに力を入れ過ぎるあまり、肝心な内容が薄くなっている事が専門家の間でも強く批判されている。しかし全てが、という訳でもなく、ハリーポッターシリーズなどは毎回多くの興行収入を上げている。日本で初めて上映が行われてから100年が過ぎ、見た目の迫力や海外への憧れは薄まり、邦画であろうと洋画であろうと本当に素晴らしい作品が、興行収入という結果で現れたに違いない。